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おやつうしん

2019.10.18

【第3話】6/11 4つのチームが得意分野を発揮!

Original

第3話●2019年6月11日(火)
市場調査の結果まとめ&発表、
そして、4チームはよりディープな話に。


5/28の合掌集落での市場調査後、6/4に十六総研田代さんと一緒に結果を集計した子どもたち。今回の授業の始めに、チームごとにその内容を発表してくれました。
①白川村で売れているもの

日本人と外国人、世代によって、売れているお菓子がまったく違うことがわかります。

②白川村のお土産菓子に足りないもの

白川村の真の良さを伝えられるもの、遊び心があるものが足りないようです。

③これまでに出てきたアイデアをもとに、ターゲット・味・パッケージ・売り方を考える

とても具体的にイメージできていてすばらしいです!白川郷の魅力、お菓子の特徴を伝えたいという想いがあふれています。


そして、各チームに分かれてグループワーク開始。
①味づくりチーム
みんなのアイデアと市場調査の結果を合わせ、どんな味がいいか再検討。お土産に偏らず白川村の村民にも日常的に食べてもらえる味を考えます。まっちん先生から現実的に製造ラインでできることとできないことのプロ目線の判断も加わり、5種類に絞り込まれました。

選ばれたのは、黒糖(万人の定番)、抹茶(外国人に喜ばれる)、生姜(日本らしさ)、チョコレート(洋風)、えごまみそ(白川郷らしさ)の5種類。えごまとみそが白川村内で作られているか調査するという宿題が出されました。

②パッケージチーム
子どもたちが思う白川郷の真の良さ(結、自然、人と人の関わり)を表したい、だけど売り場では合掌造りのパッケージばかりで中身は白川郷と関係がない、という矛盾を発見。こういう時は原点に立ち返ります。このお菓子のコンセプトは「白川郷から世界に発信するお菓子」。観光客だけでなく、地元の人にも日常的に食べてもらいたい。凝った合掌造りのパッケージのお菓子を日常的に食べたいだろうか。広い視点が必要です。

パッケージの形状は、①平袋(コスト低)、②ガゼット袋(厚みが出る)、③箱(お土産らしい)、④窓付き底あり袋(中身が見える)の中から、土産物としての見栄えと日常的に食べてもらえるコストとのバランスを考えて決めることになりました。

③プロモーションチーム
10月15日に行われる荻町のどぶろく祭りと、10月後半の高山市での研修でテスト販売をする予定になりました。これに向けて、販売に必要なものをリストアップしていきます。売り場や販売でのやりとりをイメージ。テント、長机、テーブルクロス、はっぴ、試食、日本語・英語・中国語のPOP、笑顔(!)と、どんどん上がってきました。

4~5種類を500円くらいになる小さめのパッケージで販売してみる、テスト販売では透明な袋にシールを貼るなど、具体的な販売方法が確認されました。

④マーケティングチーム
今回は、宿題で提出されたネーミング案の集計をお願いしました。どんなアイデアが出てきたかわくわく。

マーケティングチームらしい集計!複数票があった3つの案「結まる」「サクコロ」「ころまる」を、前回話したネーミングのポイント①お菓子の特徴を表していること②呼びやすく覚えやすいこと③白川郷らしいこと、という3つのベクトルから評価して点数化するという方法で、わかりやすく集計してくれました。
楽しい、かわいらしいネーミング案がたくさん上がってきました!このアイデアをもとに次回、商品名を決定したいと思います。

4つのチーム、どんどん専門性が高まってきました。みんなが自分のアイデアや得意分野を生かし、商品化に向けて進行しています。

そして、授業が終わり「先生たち、こっちへ~」と導かれてホールへ。合唱と音楽パフォーマンスを見せていただきました!おぉ~すばらしい~!ありがとう~!

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