大地のおやつオンラインショップ

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おやつうしん

2021.11.19

新作おやつ『おかっきー』、11/20(土)より限定店舗にて発売!

Original

大地のおやつの新作が完成しました!

その名も『おかっきー』。
あゆピーに続く、楽しいネーミング!
国産もち米100%のふわっと軽い生地に、香り豊かな伊賀の圧搾生搾り菜種油を絡め、オーストラリアの天日塩をまぶした塩おかきです。

11/20(土)より、直売店を中心とした限定店舗にてお披露目させていただきます。



きっかけは、岐阜県多治見市にあるギャルリ百草の安藤明子さんからのお声がけでした。明子さんとはまっちんが20代の頃からのお付き合い。いつも気にかけてくださり、最近ではあゆピーをとても気に入ってくださっていました。

「シンプルな原材料ながらただただ美味しいあゆピーに感動しました!そこで、昔から大好きな、私が探し求めている塩味の揚げおかきを作っていただけないかとひらめいて。まっちんならできると信じてます!」。


究極にシンプルな吟味した材料、身近な存在で止まらないおいしさ。
明子さんのおかきのイメージを聞いたまっちん。燃えてきました。

そんな時、あゆピーを製造してくれている「だるま堂製菓」さんが新しい製法の米菓を始められたことを知ります。搗きたての餅に天然水をかけながら切り、乾燥させずにそのまま焼き上げるというもの。ふわっと軽くて柔らかいその生地を食べた時、「この食感はおもしろい!他にはないおかきができるかも!」と手ごたえを感じました。
そして、頭の中に思い浮かんだのは、故郷、伊賀の菜種油でした。


早速、まっちんと山本が訪れたのが、三重県伊賀市にある大山田農林業公社の菜種油搾油施設「菜の舎(なのくら)」さん。

迎えてくれた責任者の亀井健司さんから、伊賀の菜種油について詳しいお話を伺いました。
米どころとしても有名な伊賀市。秋の稲刈りを終えた田んぼで菜の花を栽培し、その種を搾って菜種油を作り、特産品として販売。使い終わった油を回収し、バイオディーゼル燃料にして農機に利用して資源循環型社会をめざす「菜の花プロジェクト」を進めているのだそう。

「うちの菜種油の特徴は、なんと言っても圧搾生搾りであること。焙煎せず、菜種をそのまま圧搾で搾油して上澄みだけをろ過します。通常行われる湯洗いもしません。できるだけ手を加えずに、菜種本来の香りを大切にしています」。



亀井さんの熱いお言葉の通り、この伊賀の菜種油「七の花(なのはな)」はあっさりしているのに菜種の香りがすばらしい。雑味やえぐみが一切ない。そして、油の色は菜の花畑を思わせるような美しく澄んだ黄色。

これを味づくりの主役にして、ほかに使うのは塩だけにしよう!


そして、だるま堂製菓さんでの試作が始まりました。
明子さんにも立ち会っていただき、菜種油と塩の配合、混ぜ方をさまざまに試しました。

 

材料はもち米、油、塩という3つのみ。使う素材が少ない分だけ、バランスを少し変えただけで仕上がりが変わってきます。
焼きたてのおかき生地に菜種油を均一に絡め、仕上げに塩をさっとまぶします。


当初、明子さんがイメージされていたのは「塩味の揚げおかき」でしたが、丁寧に搾られた貴重な菜種油の風味をそのまま生かすため、高温で揚げるのではなくそのまま全体に絡めるという製法を選択。
塩は明子さんが普段から愛用しているものを中心に何種類も試すと、その違いがよくわかってきました。その中から、ミネラル分の旨みと塩味のバランス、粒子の大きさなどから、今回のおかきに一番よく合うオーストラリアの天日塩「コンチェントラートデルマーレ」を選びました。


「たった3つのシンプルな材料だけど、きちんと味わいがあって食べよい味をめざしました。明子さんと何度も相談しながらたどり着いた味。本当に感謝しています」とまっちん。

「菜種油を味づくりのベースにしたアイデアがとても新鮮でよかったよね」と山本。

明子さんも「もち米・油・塩というミニマルな原材料を生かし、山本さんとのタッグ、工場の技術で、ここまで仕上げてくれたのはまっちんにしかできないお仕事。軽やかで美味しくいつまでも食べ飽きない、シンプルながら奥深いこの塩おかき。わたしも手が止まりません!」と喜んでくださり、完成をしみじみと分かち合いました。


そんな明子さんのおすすめの食べ方をご紹介!
そのまま、お茶請けに。
また、挽きたての黒胡椒、七味、ドライハーブなどを和えたりの簡単なアレンジで、お茶はもちろん、ビールやワインのお供にも。


今回、製造量が限られていることもあり、まずは限定店舗での販売のみとなります。

パッケージもまずは透明の袋からスタート。
“なのはな かほる しおおかき”の手描き文字、ローマ字やハングル文字を入れるアイデア、菜の花畑をイメージした黄色の手塗りも、デザイン案は明子さんによるもの。
こちらもミニマルで個性的!素敵に仕上がりました。
おかきの味わいとともに、その雰囲気も楽しんでいただけたらと思います。


大地のおやつ〈まっちん×momogusa〉
『おかっきー』
11/20(土)新発売!

国産もち米100%の搗きたての餅をふわっと軽く焼き上げた生地に、
香り豊かな伊賀の圧搾生絞り菜種油を絡め、
オーストラリアの天日塩をほんのりまぶしました。



【販売店舗】

・山本佐太郎商店(岐阜市松屋町17)
・和菓子工房まっちん(三重県伊賀市上野車坂町615-43)
ツバメヤ柳ヶ瀬本店(岐阜市神田町4-13)
ギャルリ百草(岐阜県多治見市東栄町2-8-16)
 「minä perhonen+百草 つくりの回生Ⅷ.『風を解く』」11/20より開催
大山田農林業公社 菜の舎(11/20・21開催の伊賀長谷園の窯出し市にて)


※数量限定のため、なくなり次第いったん終了となります。
※今のところ、大地のおやつのお取り扱い店様、オンラインショップでの販売はございません。どうぞご了承くださいませ。


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